ホーム > 青年会議所とは
- 伝統を受け継ぎ夢のある未来へ
日本における青年会議所運動は一人の青年実業家のある挫折によって生まれました。
それは戦後間もない昭和23年。混沌としていた時代に23才の三輪善雄は彼の父親が親しくしていた財界の大物に自分の進むべき道について教えを頂こうと訪ねたところ、「これからは君たちの時代だ。私たち年寄りは君たちのあとについていく」という意外な言葉を頂き、彼は祖国を救うものは我々青年以外にはないと心を決めたのでした。
そして1949年東京青年商工会議所(後の東京青年会議所)が「青年の持つ熱と力をもって、産業経済の発展に努め、常に認識を新たにしてその責務を達成しよう」といった趣旨のもとに誕生しました。 - 【参考文献】明日への黎明(公社)日本青年会議所<
青年会議所は、明るい豊かな社会の実現を理想とし次代の担い手たる責任感をもった20歳から40歳までの指導者たらんとする青年の団体です。
青年は、人種・国籍・性別・職業・宗教の別なく、自由な個人の意思によりその居住する各都市の青年会議所に入会できます。
青年会議所は各都市ごと、あるいは支部、町村が集まった形で組織され、すべての会員は各地青年会議所(LOM)に所属します。大分県内には8つのLOMが存在します。また全国レベルの運営として日本青年会議所(NOM)があり、地区単位、県単位でそれぞれ地区協議会、ブロック協議会により構成されます。それぞれの構成員はLOMからの出向によって賄われ、それぞれの意思によって大分市を飛び出し更なる活動の場を広げることが可能です。また日本青年会議所は1951年に国際青年会議所(JCI)に加盟し、その活動は世界へ繋がっています。